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「PUBG」を超え現在大人気の「Apex legends」、その人気の秘密とは!?

2019-02-26

新たなバトルロイヤルゲーム「Apex legends」が現在、若者の間で大流行している。「Apex legends」とは、2月5日にEAが会社に所属するスタジオ“Respawn”から出した新作ゲームである。「Titanfall 2」の世界観に基づきながら、バトルロイヤルゲームとMOBAを融合させたFPSゲームであり、PC/PS4/Xboxからそれぞれ無料でダウンロードしてプレイすることが可能だ。

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 同時オンラインプレイヤー数が200万人に達するのに「Fortnite」と「PUBG」がそれぞれ5ヶ月と7ヶ月かかったのに対して、驚くべきことに「Apex legends」はゲームがリリースされて1週間の間にその数字を達成し、総ゲームプレーヤー数はなんと2500万人を超えた。また、twitchの関連動画の再生数においても「Apex legends」は「Fortnite」や「LOL」を超え、全世界で最も視聴回数が多い。同じ系統のゲームがすでに多く存在していながら、そこまでの数を達成したことは極めて異例の出来事である。今回は「Fortnite」や「PUBG」といった、いままでのバトルロイヤルゲームの頂点に立ちつつあるこの「Apex legends」の魅力に迫っていこう。

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「Apex legends」の世界観は「Titanfall 2」に基づいていて、「Titanfall 2」の物語の30年後の世界を想定している。“Apex”は「Titanfall 2」の中で悪役組織であり、プレーヤーたちから壊滅的な打撃を受けたために滅ぼされた。そして危険と夢に満ちた新しいフロンティア、アウトランズで新たな戦いが始まる。


 

 世界観以外に関しても、「Apex legends」は「Titanfall 2」と同じゲーム設計用エンジンを用い、同じようなアートスタイル、アクション設定、ゲーム操作設定を採用している。そのことから「Apex legends」は「Titanfall 2」の切れ端にすぎないと思われがちであるが、この“切れ端”を大切に引き継いだことが実は、大人気ゲーム「Apex legends」を作り出すことのできた所以であるとも言えるのだ。

 「Apex legends」はゲーム設計用エンジン“Source”を用いることにより、繊細で美しいゲームグラフィックを生み出している。そして一般的なゲーム用パソコンあるいはPS4 において“1080P 60FPS”を実現しているため、十分なスピード感でゲームを楽しむことが可能である。ゲームにおけるモデリングやグラフィックの細かさは業界においてトップとは言えないが、勝利を追求するプレーヤーにとってスピード感に満ち、滑らかな動きを実現したゲーム画面はグラフィック表現よりも重要視される。「Apex legends」が「Titanfall 2」のアクション設定を引き続き用い、ゲーム内における様々な動作、たとえば走る、飛ぶ、乗り越えるなどのアクションを一気に実現することを可能としたのは、バトルロイヤルゲームにおいて大きな変革であるといえる。プレーヤーたちは「Apex legends」の中で今まで体験できなかった自由で大胆なアクションを楽しめるのだ。

 

 ゲーム内における射撃システムも、「Titanfall 2」や「COD」などのゲーム設計に基づいている。各種の武器がそれぞれ面白い特徴を持っていて、それぞれのプレイヤーに合ったものを選べるため、初心者でも気軽に楽しむことができる。

そして「Apex legends」の最も大きな特徴が、“ヒーロースキル”が存在することである。キャラクターは、追跡の“Bloodhound”、防御する“Gibraltar”、治療支援の“Lifeline”、高速移動できる“Pathfinder”、次元突破する“Wraith”、火力とスモック支援の“Bangalore”の6体が無料で使用でき、他2体のキャラクターは課金で入手できる。それぞれキャラクターごとにスキルが設定されていて、どのように使用するかが戦いの行方を大きく左右することだろう。

 

同系統の人気FPS「OverWatch」と違い、「Apex legends」のキャラクターたちが持つスキルはヒーロー支援をするようなものが多く、そのほとんどは防御、情報収集、混乱させるなどである。ゲームにおいてプレーヤーたちの射撃の技術は確かに重要だが、一瞬で倒されることは稀であるため、いかに仲間と協力しながらプレイできるかが大切になってくる。集団戦では人数差が大きな問題となるため、シングルプレイでは勝つことが不可能だ。ヒーロースキルをしっかり理解し、周辺状況について常に把握することが勝利のカギとなる。

「Apex legends」のその他の特徴としてあげられるのが、3人で組んで戦うということだ。ゲーム開発者たちが深く考慮したあげくに生まれたこの3対3のバトルシステムは、ゲームプレイにおいて、とても良いリズム感を生み出している。

多くのバトルロイヤルゲームは1ゲームの時間が長く、ゲーマー向けで一般人がプレイするにはどうしても重い印象を持ってしまう。それに対し「Apex legends」は、その3対3のバトルシステムやマップの狭さにより、比較的短い時間でプレイすることが可能であり、空いた時間にでも気軽に楽しめる。

 

 また、3人組のバトルシステムはそれぞれのプレーヤーの動きに大きな影響を与えている。もしプレーヤー人数が2人だった場合シングルプレーが多発する可能性があり、4人ではプレーヤー同士の接触が増えるために、試合の展開が速すぎて戦局をコントロールできなくなってしまう。「Apex legends」の3人という人数は、プレーヤーたちがバトルロイヤルゲームの魅力を十分に感じながら“情報収集、敵の発見、スキル使用、戦闘”といったそれぞれのゲームの要素をしっかり味わいながら楽しめる最適な人数なのである。

 3人組のゲームシステムは他にもこのバトルロイヤルゲームに深い要素を生む。3人という人数で勝利を得るために必要になってくるのが、それぞれの役割分担と情報共有である。ゲーム内では敵や自分のいる地点、作戦などの戦闘における重要情報を共有できるマーク機能がついている。“ここに敵の古い足跡がある”“目の前に敵がいる”“あそこに敵を探そう”などのワードが発信でき、VCなどを用いずとも意思疎通が簡単にできる。パートナーの戦闘状況など、細かい情報も共有することが可能だ。

 そして「Apex legends」における武器は、部品を組み合わせることによって特性を変化させることができる。例えば、ある部品を用いることにより、Head-Shootのダメージを増大する、弾の軌道を変化させる、半自動武器を全自動武器に変えるなどだ。こうした工夫もゲームの楽しみの一つとなる。

 このように、「Apex legends」は様々な新しい機能やシステムを採用することでバトルロイヤルゲームの可能性を広げ、新たな面白さを生み出した。こうした試みは今後このジャンルのゲーム開発に大きな参考となるだろう。

リリースされて1週間で総プレイヤー数2500万人、同時オンラインプレイヤー数200万人を達成した注目のゲーム「Apex legends」、その人気は単なる偶然ではなく、ここまで述べたようにゲーム開発における様々な工夫や新しい発想がもたらした結果であると言える。スタジオ“Respawn”は高度なFPS開発能力を駆使して、バトルロイヤルゲームにおけるちょうど良いゲームリズムの追求など、様々な工夫をすることにより「Apex legends」を作り出した。無料でありながら高い完成度を誇り、新規のプレーヤーも気軽に楽しく遊べるということが、多くの人を惹きつける。

しかし、一方で「Apex legends」には解決すべき課題や問題もある。例えばチーターの撲滅、ゲーム内容をどのように更新していくか、もしくはバトルロイヤルゲーム他社との競争などである。いかにプレーヤーのニーズに応え、サービスに関する理念を明確にしながら進化していくかが大切となっていくだろう。